動画で稼ぐ!? 現実と展望・関口威人の「フリー日和 (⌒∇⌒)□」その21
フリー稼業の実態を描く連載。今年もコツコツ書かせてもらいます。
なごやメディア研究会
2025.01.11
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年末はインフルエンザにかかってしまいましたが、おかげさまで快復しました。年始は1月6日から市長会見中継で稼働し、今月下旬と来月初旬は配信の仕事も入っているので、打ち合わせや会場の下見などをさせてもらっています。
もともとライターだった僕ですが、今では動画が仕事の大きな柱。冷静に考えると何でこんなことになったんだか。
昨年は動画の良さも怖さも注目される年でした。その考察を含めてこれまでを振り返り、今後のメディアを自分なりに展望してみたいと思います。
「関口さん、動画もできますか?」と言われて
僕がフリーになったのは17年前の2008年。当時、YouTubeはもう創業4年目ぐらいでしたが、まだそんなに存在感はありませんでした。むしろフリーのメディア人界隈では「Ustream」が主流で、僕も河村たかし市長(当時)の会見にフリーとして正式参加できるようになってから、何度かUstreamで生配信をやってみたほどです。
Twitter(当時)で連動すると、最大で10人ぐらいが見てくれたような覚えがあります。ただ、もちろんそのときはそれが仕事になる、すなわちお金になるとは考えていませんでした。
そんな状況が変わったのは2019年のことでした。