ヤフーのイベントに参加してきました/めすうなぎ、担々麺、巨大ぴよりん/大船渡に支援を【なメール2025年3月号】
2012年にYahoo!ニュース「個人」として展開が始まり、関口は2013年から書き手(オーサー)として災害や環境、そして愛知県内の社会課題などを執筆テーマに発信してきました。
その後、コメンテーターやクリエイターなどが加わり、全体を「エキスパート」と称して現在、約2800人の書き手(映像制作も含め)がいるそうです。その発信の中から年間の最優秀記事(オーサー部門グランプリ)や最優秀コメント(コメント部門グランプリ)を選出する表彰式とともに、書き手同士が交流するのが今回のイベントでした。
書き手なら誰でも出席できるわけではなく、今回は関口が昨年6月に月間の賞(5月のオーサーMVA)を受賞したことから招待されました。対象となったのは能登で炊き出しをした仮放免中の外国人の様子を書いた記事。なメ研の取材費補助事業として取材に行けましたので、皆さんのおかげです。
会場には約200人の書き手や関係者が集まり、名古屋からは藤井聡太七冠の師匠である将棋の杉本昌隆八段や、名古屋ネタライターの大竹敏之さんも来られていました。

Yahoo!ニュース ベストエキスパート2025の会場で、左から大竹敏之さん、杉本昌隆さん、関口
この“名古屋勢”は残念ながら当日の賞の対象にはなりませんでしたが、コメント部門では、なメ研で講演していただいたこともある鉄道ジャーナリストの梅原淳さんが受賞。我がことのように嬉しくなり、ご本人にもお祝いを申し上げました。
その他、オーサー部門グランプリの「心と街を追うジャーナリスト」池上正樹さんをはじめ、多様な書き手の皆さんとも交流ができました。

コメント部門のグランプリを受賞された鉄道ジャーナリストの梅原淳さん
ここからは少しオフレコ気味な話ですが、報酬的にはこうした賞に選ばれるか、年に何度も大バズリをするかなどでないと、専業の書き手には厳しいのが現実です。交通費や経費は原則として出ません。それでもスタート当初に比べるとさまざまな上乗せの仕組みがありますし、新年度からまた報酬体系が工夫されるそうです。
しかし、安定的に質の高い記事を出すためには、自分たちでも工夫しなければならないと始めたのがなメ研の取材費補助の仕組みでもあります。ぜひ今後ともご理解、ご協力をいただければありがたいです。
◎うなぎ、担々麺、ぴよりんもネタに
そんな仕組みを活用しているプロ会員の一人が永谷正樹さん。東洋経済オンラインには先月2日連続で記事が掲載されるなど、精力的に活動されています。
寒い冬こそ食べ頃「めすうなぎ」の知られざる魅力(東洋経済オンライン 2025年2月22日・永谷正樹)
名古屋に「担々麺」を提供する店がなぜ多いのか(東洋経済オンライン 2025年2月23日・永谷正樹)
関口も負けじと? 名古屋ネタで勝負。この巨大ぴよりん、担当者にも取材したYouTube動画として上がってくるのは今のところこれだけです。THE PAGE側で編集してくれたショート動画はさらに多く見られています。実物は3月14日まで展示されていますので、まだ見ていない方はぜひ見に行ってみてください。
◎大船渡の山火事でまとめ記事
エキスパートとしては岩手・大船渡で発生した山火事について2本の「まとめ」記事を出しました。
山林火災が広がる岩手県大船渡市への支援、離れた地域からできることは? #専門家のまとめ(Yahoo!ニュース エキスパート 2025年2月28日・関口威人)
岩手県大船渡市の山林火災、生活再建に向けて必要な情報は #専門家のまとめ(Yahoo!ニュース エキスパート 2025年3月1日・関口威人)
こちらは現地にはまだ行けず、名古屋で情報をまとめましたので、いい意味での「コタツ記事」と受け止めていただければ幸いです。山火事は全国各地で発生しており、決して人ごとではありません。
このように、今後も多様な記事を多様な形で発信していけるよう、努めて参ります。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
代表理事・関口威人(ジャーナリスト)
理事・川柳まさ裕(カメラマン、スタジオアージェント、羽島市議会議員)
理事・三浦マリ(スタジオアージェント)
supported by 図書出版 風媒社
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