関口威人の「フリー日和 (⌒∇⌒)□」その7・僕の政治的スタンスについて

 なメ研代表理事・関口がフリー稼業の裏側と、ゆるりとした生き方について記します。
nameken 2023.06.10
サポートメンバー限定

 国会では改正入管難民法がぐちゃぐちゃの中で成立し、衆院の解散がごちゃごちゃと議論されています。ひとことで言うと政治の季節ということのようです。なので今回は、普段あえて表に出さない、僕の政治的スタンスについて書いてみようと思います。

 …と期待?を持たせつつ結論から書いてしまうと、僕は典型的な無党派です。つまらない結論ですみませんが、まあそうだろうとは思っていただけるでしょう。

「党派」はこだわらないけれど…

 ジャーナリズムの教科書とされる『ジャーナリズムの原則』(ビル・コヴァッチ、トム・ローゼンスティール/2002年)によれば、ジャーナリストには「党派からの独立」が求められます。正確には「ジャーナリズムに従事する者はその対象からの独立を維持しなければならない」という原則の一部です。

 とはいえ原則はあくまで原則ですし、日本では法律や資格があるわけではないので、実際にはいろんな人がいろんな活動をしています。人だけでなく、新聞社もどんどん特定の党派性に傾いているような気がしますが、そこは全否定するつもりはありません。

 ただ、僕自身は家庭環境的にまったく政治色がありませんでしたし、性格的にも優柔不断だし、大学時代は一応、理系(一応というのは謙遜とかではなく、建築学科の意匠系ってホントに理系要素が少なかったから)で、もともと政治には関心が薄い、いわゆるノンポリな学生でした。

 それで新聞社に入ってしまったものだから戸惑いはありました。でも地方紙の地方支局レベルだと、党派性や政治的な主義主張よりも、目の前の事件事故や地域の問題を追い掛けるので精いっぱいとなります。

 その中で行政と市民、あるいは市民と市民が激しく対立する問題を前にしたとき、どういったスタンスで取材をして書くか、が問われました。

迷った末に「市民」の側に立つ

 例えば三重県の四日市支局にいたときは、「公害」の歴史を抱える街だけに、いろんな市民運動が展開されていました。

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、1963文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

登録する

すでに登録された方はこちら

サポートメンバー限定
『能登デモクラシー』対談・配信不具合のお詫びと録画編集版公開のお知らせ...
サポートメンバー限定
永谷正樹の「俺の写真をパクるな!」その21・反論書を書き、そして地裁の...
サポートメンバー限定
『能登デモクラシー』監督・五百旗頭幸男さん✕フリーライター・畠山理仁さ...
誰でも
『能登デモクラシー』対談迫る/『豊臣兄弟!』はちょっと違う?/お試し無...
サポートメンバー限定
石黒好美の「書く福祉」・岐路に立つ名古屋の越冬活動 その役割とは
サポートメンバー限定
選挙と原発と中道と・関口威人の「フリー日和 (⌒∇⌒)□」【特別編】
サポートメンバー限定
「ナガヤには著作権がない」と写真をパクった張本人が主張する不思議な裁判...
誰でも
中電「捏造」の背景/能登復興の最新記事/「原発と能登」テーマに新年会も...