西区主婦殺害事件で逮捕の衝撃/高市政権との向き合い方は/ドラフトとシロシル【なメール2025年11月号】
昨日10月31日、衝撃のニュースが名古屋エリアから全国を駆け巡りました。
26年前に発生した名古屋市西区の主婦殺害事件で、容疑者が逮捕されたとの一報です。
しかも容疑者は被害者の夫の同級生だとも。前日に自ら警察署に出頭したことなども報じられました。
◎ヤフーニュースの一報にコメント、翌朝現場へ
私、関口は事件発生当時、中日新聞北陸本社(北陸中日新聞)勤めで金沢に住んでいました。その後、2004年から名古屋本社勤めで警察署担当(いわゆる署回り)をしていたときも西区は担当外だったので、この事件について直接取材することはありませんでした。
しかし、一市民として関心は持っていましたし、今は現場からそう遠くないところに住んでいます。
そうした縁や思いから、ヤフーニュースの記事に上のようなコメントを書いたのと同時に、某週刊誌から現場取材ができないかとの打診を受け、翌朝一番で現場に足を運びました。
事件現場となった名古屋市西区のアパート。容疑者逮捕から一夜明けて、静かな朝を迎えていた=11月1日午前9時頃、関口撮影
朝からメディアが集まっているかと思いきやそうでもなく、車で「モーニングを食べて帰ってきた」といういかにも名古屋らしい近所の人などに、じっくりと話を聞けました。
まだ衝撃とともに不可解さも残るこの事件。取材の蓄積があるわけではないので今後、深入りすることはないと思いますが、各メディアの報じ方を含めて注目していきたいと考えています。
◎政権とメディアとの関係についてはスレッドで
衝撃といえば、先月は自民党の総裁選から自維連立による高市政権が発足し、トランプ大統領が来日するなど激動の1カ月でした。
高市政権は時事通信社が謝罪するまでに至った「支持率下げてやる」発言など、左寄りのオールドメディアと右寄りのネット世論との三つ巴の関係があちこちで衝突を起こしそうです。
これについて以下のようにスレッド(有料会員限定掲示板)でご意見を募ったところ、あまり盛り上がらないままですが😅 長く尾を引く課題かと思いますので、いつでも書き込みをお待ちしております。
ちなみに、米中の関税交渉のカードともなっているレアアースについて関口が東洋経済オンラインに書かせてもらったところ、週間ランキングで1位になるなど、編集者も驚くヒット記事となりました。
こちらとしては「脱・レアアース」を実現させた名古屋企業の技術力にスポットを当てたつもりでしたが、むしろ「脱・中国」のような右寄りの視点で読まれたようで、これはこれでまた興味深く思いました。
◎恒例のプロ野球ドラフト会議中継は中京大へ
10月恒例のプロ野球ドラフト会議の中継は今年、名古屋エリアでは中京大を選び、丸山カメラマンとともに八事のキャンパスに入りました。
プロ志望者4人中、秋山俊選手が西武に3位指名、高木快大選手は広島に7位指名され、その瞬間に「ウォー!」と歓声が上がりました。
育成選手指名と合わせて3時間以上の長丁場となりましたが、学生たちの喜びようを見てこちらも元気をもらえました。
能登復興応援サイト「シロシル能登」の最新記事も公開されました。
二次避難の当事者が始めた相談窓口の活動が、さまざまなサポートを受けて広がり、復興の地域づくりにつながっていった稀有なストーリーです。
取材は7月下旬に加藤カメラマンと行き、3カ月がかりでじっくりと記事化させていただきました。
実は、7月取材の記事はまだもう1件残っており、今月中には公開にこぎ着けたいと思っています。その後には、シロシルも能登の復興も、新たなステップに入っていきそうです。
なメ研としても引き続き関わっていきたいと考えていますので、ご理解、ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
代表理事・関口威人(ジャーナリスト)
理事・川柳まさ裕(カメラマン、スタジオアージェント、羽島市議会議員)
理事・三浦マリ(スタジオアージェント)
supported by 図書出版 風媒社
supported by CRN(中部異業種間リサイクルネットワーク協議会)
supported by 月刊東海財界 NEW!
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