『能登デモクラシー』五百旗頭監督と選挙ライター・畠山さんが2月に対談／“写真泥棒”との戦いは本訴へ【なメール2025年12月号】
今年も残すところあと1カ月を切りました。
第2次トランプ政権の世界を引っかき回す混乱から始まり、高市政権の日本をどこに進めるか分からない混迷で終わるような感じでしょうか。
もちろんローカルな動きを含めて皆さんそれぞれお感じになったことがあるでしょうから、恒例の重大ニュースのスレッドを今年も立てますので、ぜひお書き込みください。
◎映画上映に合わせたトークショーを限定生配信！
さて、これも恒例的ですが、早くも来年のお知らせです。
能登半島地震の被災地でもある石川県穴水町を舞台に、地方の変わらない体質と変わる兆しを追い、全国的な反響を呼んだ映画『能登デモクラシー』が来年2月28日、愛知県弥富市内で自主上映される予定です。
それに合わせて、監督の五百旗頭（いおきべ）幸男さんと、選挙取材でおなじみのフリーライター・畠山理仁（みちよし）さんのトークショーを、なメ研の主催で開くことになりました！
左は今年6月、名古屋のミニシアターで上映された『能登デモクラシー』の舞台挨拶に立つ五百旗頭幸男監督＝関口撮影。右は2023年12月、ドキュメンタリー映画『NO選挙, NO LIFE』の名古屋先行プレミアイベントに登壇した畠山理仁さん＝三浦マリ撮影
五百旗頭さんは石川テレビ所属なので金沢からお越しいただき、畠山さんは各地の選挙取材の合間をぬって駆け付けてもらう貴重な機会。地方の絶望と希望をよく知るお2人に、これからの民主主義や選挙制度について大いに語っていただく予定です。
映画を鑑賞したい方は弥富まで足を運んでいただくことになりますが、トークショーだけを見たいという方はなメ研、もしくは亀松太郎さん主宰のあしたメディア研究会のサポートメンバーになっていただければ、YouTube生配信（アーカイブあり）を無料で視聴していただけるようにします！
詳細は年明け以降に順次お知らせしますので、どうぞお楽しみに！！
◎能登復興応援サイト「シロシル」に本格参入
能登関係では、法人会員であるCRN（中部異業種間リサイクルネットワーク協議会）が来年1月22日に名古屋市北区で開く新年会で、昨年に引き続き元NHKディレクターの七沢潔さんを招き、珠洲原発計画を止めた住民運動に関する新刊をテーマに講演があるそうです。こちらは年明け1月のニュースレターで詳細をお知らせします！
また、能登復興応援サイト「シロシル能登」では、関口と加藤直人カメラマンが7月に取材した記事4本がすべて掲載されました。今月から運営が資金面でパワーアップされるのに伴い、なメ研として毎月、能登へ取材に通うことになりました。成果は随時ご紹介していきますので、こちらもご期待ください！！
◎永谷さんの新たな訴訟、裁判所側が意外な提案
“写真泥棒” との戦いを続けてきたフードライター兼カメラマンの永谷正樹さんが、10月の連載で予告していた新たな裁判の初公判が11月27日に名古屋簡裁で開かれました。
関口も傍聴に駆け付けたところ、意外な展開が。
裁判所側が事件の重大性を認め、簡裁ではなく地裁での審理に切り替えましょうと提案してきたのです。
私も金銭トラブルを巡って簡裁に提訴したことがありますが、強く和解をすすめられ、不本意ながら受け入れました。簡裁ってそういうものかと思っていて、そのつもりだった永谷さんも今回の提案にはびっくりされたそうです。
しかし、こうなったら徹底的にやるしかない！ そんな決意を永谷さんが自身のブログで書かれ、Xなどを通じて広く拡散されています。
さらに詳しい経緯や腹の中の思いは、来週の有料ニュースレターでぶちまけていただく予定ですので、こちらもぜひ乞うご期待！！ サポートメンバー未登録の方はぜひ登録をご検討ください！
新たな裁判の初公判を終えて名古屋簡裁を出た永谷正樹さん。怒りと決意が顔に出ています＝11月27日、関口撮影
以上、今年最後の無料ニュースレターでした。
インフルをはじめ感染症が流行しているようですので、皆さんくれぐれもお気をつけて。
では、少し早いですが、来年もよろしくお願いいたします！
代表理事・関口威人（ジャーナリスト）
理事・川柳まさ裕（カメラマン、スタジオアージェント、羽島市議会議員）
理事・三浦マリ（スタジオアージェント）
supported by 図書出版 風媒社
supported by CRN（中部異業種間リサイクルネットワーク協議会）
supported by 月刊東海財界 NEW!
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