【なメール新年特別版】能登半島地震・緊急現地リポート/輪島市の最新状況も
明るい新年のご挨拶から始めようと思っていましたが、元日からこのような状況となりました。能登半島地震で亡くなられた方々に心からお悔やみ申し上げ、被災された方々にお見舞い申し上げます。
今年度からなメ研法人会員となっていただいたCRN(中部異業種間リサイクルネットワーク協議会)の中根正道さんが石川県能登町在住という縁もあり、関口は2日早朝に名古屋を車で出発。東海北陸自動車道がまだ白川郷で通行止めだったため、下道におりてひたすら北上しました。途中、穴水町でも面識のあった地元の商店主に取材をさせてもらい、まとめたのが以下の記事です。
本当は2日中に発信したかったのですが、通信が(ドコモとauの2本立てで用意したにもかかわらず)完全に途絶えてしまったため、3日朝まで取材をして帰りの大渋滞を抜け、名古屋に戻って頭を整理してから4日朝にアップしました。
この間、なメ研に対して少なからぬご寄付や、新規の会員(サポートメンバー)登録をしていただけました。心より感謝申し上げます。
いただいた資金は会の理念に沿って大切に使わせていただき、フリーやオルタナティブメディアこその情報発信と、来るべき南海トラフ地震への備えを進めて参ります。
会員の中では、理事の川柳まさ裕カメラマンが4日から輪島市に入っています。
川柳カメラマンは大病を患ったため発生直後の現地入りは(周囲の説得もあり)思いとどまりましたが、地元・岐阜県の医療関係者(口腔ケアの歯科医師ら)のグループに同行する形で動く決断をしたそうです。
取材の成果は写真週刊誌などに反映される見込みですが、本メール向けに昨日5日の輪島市内を写した画像を提供してもらえました。
©Masahiro Kawayanagi
©Masahiro Kawayanagi
©Masahiro Kawayanagi
朝市で有名な輪島の、まさに中心部が焦土と化してしまったことが分かります。
川柳カメラマンは本日6日には岐阜県に戻るため移動中。関口を含めて会員間で情報を共有しながら長期的な視点で今後の取材・発信のあり方を考え、地域の復興に少しでもお役に立てればと思っています。
◎会員のコンテンツ(ダイジェスト)
なメ研は会員の取材・報道活動に対する資金的支援や新しいメディアとの協業などによって、地域の豊かな情報発信や言論の多様性、知る権利の確保に資することを目標にしています。他に年末にかけての発信をご紹介します。
厳しい「生活保護バッシング」に耐えながら裁判に立ち向かった当事者たち 「歴史的な大逆転判決」はどのようにして生まれたか?(Yahoo!ニュース オリジナル THE PAGE 2023年12月23日・石黒好美)
※生活保護費の減額を巡って各地で争われている裁判は昨年、原告勝訴の判決が相次ぎました。その「大逆転」の意味を、この問題を追い掛け続けているライターの石黒好美さんがまとめ、300以上のコメントが付く反響を呼びました。
物価高が直撃する生活困窮者を支援 「名古屋越冬活動」始まる(Yahoo!ニュース オリジナル THE PAGE 2023年12月29日・中村幸徳、関口威人)
※ここ数年、恒例の取材となっている年末の越冬活動。今年は例年に比べて暖かいぐらいの夜で、取材はしやすかったですが嫌な感じがしていたところ…3日後に大災害。社会・経済へのさらなる打撃も懸念されます。
◎会員招待の特別企画、申し込み締め切り迫る!
年末の特別版でお伝えした特別企画2件の参加申し込みは、1月27日(土)開催の「報道実務家フォーラム」が明日7日午前中まで、25日(木)開催の「CRN新年会&映画鑑賞会」は17日までとさせてもらっています。
参加ご希望の方は、事務局までメール(office@nameken.jpn.org)でお知らせください。エントリーお待ちしています。
とにかく不安な幕開けとなりましたが、今年は辰年。昇竜の勢いで事態を好転させていけるよう、ささやかながら尽力して参りたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
代表理事・関口威人(ジャーナリスト)
理事・川柳まさ裕(カメラマン、スタジオアージェント、羽島市議会議員)
理事・三浦マリ(スタジオアージェント)
supported by 図書出版 風媒社
supported by CRN(中部異業種間リサイクルネットワーク協議会)
supported by 株式会社ファーストクリエイト
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