【新連載】永谷正樹の「モヤモヤするでいかんわ!」その1・スガキヤの狂信的ファンにモヤる

フードライター兼カメラマン(株式会社つむぐ代表)の筆者が、日々の暮らしの中で感じた「モヤモヤ」を書き記すコラムです。
nameken 2026.06.27
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「暇ネタ」ライターの私にできること

 長かった著作権裁判がようやく終わり、なメ研ニュースレターの連載、「オレの写真をパクるな!」もこれでおしまい──と思っていたら、「次回からは違うテーマで書いてください」と、なメ研代表理事の関口さん。

 単行本が話題になったこともなければ、記事が大バズりしたこともない。そんな私が連載を続けてよいのだろうか。しかも、なメ研は関口さんや川柳さんをはじめ、超一流のジャーナリストが集う場である。

 一方の私は、緊急性も重要性も低い、いわゆる「暇ネタ」を主戦場とするライターだ。場違い感しかない。

 ニュースレターの読者の皆さまからも、「ナガヤのくせに連載なんて生意気だ」と思われているかもしれない。

 なので最初に言っておこう。

 私なんぞが書く文章から得られるものは何もない。その代わり、暇つぶしや息抜きくらいにはなるかもしれない。肩の力を抜いて読んでいただければ幸いである。

 さて、新連載のテーマをどうしようか。

 とはいえ、テーマを決めると、それに縛られてしまう。前回の連載も、示談交渉や裁判に動きがないときは本当に困った。苦し紛れにライター業界へのモヤモヤを書いて何とかしのいだこともある。

 そこで今回は、日々の暮らしの中で感じた「モヤモヤ」を中心に書いてみようと思う。メディア業界の話かもしれないし、食べ物の話かもしれない。ネタが思い浮かばなければ、そのとき考えたことを適当に書くかもしれない。

 「ナガヤさんにお任せします」

 という関口さんの声が聞こえてきそうだ(笑)。

 そんなわけで、新連載のタイトルは「永谷正樹のモヤモヤするでいかんわ!」。ベタではあるが、これでいこう。

スガキヤを絶賛する人、ディスる人

 記念すべき第1回は、名古屋のソウルフード「スガキヤ」についてのモヤモヤである。

 最近、スガキヤは20年ぶりに関東へ再進出すると発表した。このニュースにSNSで名古屋人たちは大騒ぎ。大半はSNS、とくにXでは、スガキヤは定期的に話題になるコンテンツの一つだ。少し前には、「スガキヤラーメンはおいしいのか」という論争がプチ炎上していた。

 発端は、スガキヤラーメンを絶賛する投稿に対し、「小腹が空いたときに食べるものであって、不味くはないけれど特別に旨いわけでもない」と返信した人がいたことだった。

 すると、そこからバトルが勃発した。

スガキヤの定番ラーメン。現在は1杯430円=筆者撮影

スガキヤの定番ラーメン。現在は1杯430円=筆者撮影

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